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日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』先の展開が読めず面白かった!(簡単な感想と番組紹介)

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こんにちは、Noko(のこ)です。

エンターテインメントとして、TBSの日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』(2021年1月期)が個人的に面白かったので、ネタバレ少なくご紹介します。

なんと、最終話の視聴率は20%越え!

『天国と地獄 〜サイコな2人〜』ってどんなドラマ?

2021年1月期、TBSのオリジナルドラマです。

警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子(もちづき・あやこ)と、サイコパスな殺人鬼・日高陽斗(ひだか・はると)の体が入れ替わってしまい、人生が逆転してしまいます。

殺人鬼を追っていた刑事が、体が入れ替わってしまったがために、殺人容疑で追わる立場になります。

一方、殺人容疑で追われていた日高は、今まで自分を追ってきた刑事を追う立場になります。

刑事になった日高(体は望月)は、どう行動するのか?

日高はどんな人物で、なぜ殺人を犯したのか?

体が入れ替わった二人は最終的にどうなってしまうのか?

…回を追うごとに明かされる事実を楽しむ、ヒューマンドラマ、エンターテインメントです。

補足

物語の中で出てきた「月と太陽の伝説」の話は、
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 鹿児島県喜界島昔話集(日本昔話記録12きかいしま)」に収録されているようですね。

登場人物

TBS『天国と地獄~サイコな2人~ キャスト・スタッフ』より一部引用
(敬称略)

登場人物演じる人
警視庁捜査一課の刑事望月 彩子綾瀬はるか
殺人容疑のある経営者日高 陽斗高橋一生
彩子の同居人(ヒモ)渡辺 陸柄本佑
陸の師匠湯浅 和男迫田孝也
彩子の先輩刑事河原 三雄北村一輝
彩子の後輩刑事八巻 英雄溝端淳平
警視庁鑑識課新田 将吾林 泰文
日高の秘書五木 樹里中村ゆり

スタッフ

TBS『天国と地獄~サイコな2人~ キャスト・スタッフ』より引用
(敬称略)

脚本森下佳子
編成・プロデュース渡瀬暁彦
プロデュース中島啓介
演出平川雄一朗
青山貴洋
松木 彩
音楽髙見 優
主題歌手嶌葵「ただいま」
(ビクターエンタテインメント)
製作著作TBS

『天国と地獄 〜サイコな2人〜』オススメポイント 3つ

『天国と地獄 〜サイコな2人〜』を観る上でのオススメポイントを3つお伝えします。

【オススメポイント:1】綾瀬さんと高橋さんの演技!

このドラマは女性と男性の体が入れ替わる、という内容です。

綾瀬さんは男っぽい言動に。

高橋さんは女っぽい(オネエのような)言動に。

身体が入れ替わる前の役と、身体が入れ替わった後の役で見事に演じ分けられており、見ごたえがありました。

感情が揺れ動くシーンがドラマ内に何度かあり、それらの表現も眉毛、目、口などのパーツはもちろん、手や指の動かし方まで細かく演じられていました。

そのため移入がとてもしやすく、ドラマにのめり込みやすかったです。

(他の俳優さん方の演技ももちろん良かったですよ♪)

【オススメポイント:2】ドラマの展開

ドラマが意外な方向へ進んでいき、先の展開に毎回ドキドキしながら視聴できました。

ドラマの始めは、
『殺人容疑のやり手経営者(日高)をドン詰まりな女性刑事(望月)が追っていたが…階段から転げ落ちて、なぜか体が入れ替わってしまう』
というものでした。

そこから回を重ねる毎に新たな展開が訪れ、そして容疑者日高の新たな面がどんどん見えていきます。

そのうち、
「本当に日高が殺人鬼なのか?」
「実は何かを隠しているのではないか?」
「いや、実を言うと二重人格なのか?」
「一体全体、何なのか?」
疑問が生じてきます。

気になる点が徐々に増えていき、それが回を追うごとに点と点が線となり…
回が進むごとに伏線を回収する展開が広げられていくところが見どころです。

【オススメポイント:3】登場人物たち

このドラマでは個性的な複数の人物が登場します。

それぞれにしっかりと特徴があり、個性が際立っていて魅力を感じます。

極端な描写はありますが、『結果主義』、『ゆとり』、『ヒモ』など、しっかりとそれぞれのキャラが確立されています。

各々に信念を持っていても、やはり人間な訳で、一時の感情に心揺さぶられながら自分に向き合うシーンがあり、そういった描写がドラマを身近に感じさせてくれます。

また、登場人物たちの人間関係が複雑に絡み合っていき、その関係性があったことで事件の真相に迫っていくというところが見ものになっていると思います。

『天国と地獄 〜サイコな2人〜』簡単な感想

エンターテインメントとして、
ストーリー、テンポ、展開、音楽…どれも良かったです。
(ツッコミたくなる箇所もありましたが、気にし過ぎると楽しめません)

このドラマはサスペンスかと思いきや、”ヒューマンドラマ”でした。
事件の殺害トリックなどを期待すると楽しめないと思います。

後半は心のやり場のない、感情の持っていき場のないモヤモヤした展開があり、涙腺の弱い私は涙して観ました

何ていうか…
すれ違いや思い違いで後半の展開になってしまったのかと思うと、少しやりきれない気持ちもあります。

物語の終盤で日高が、

ダメですね 人間って 本当に身勝手で

と言うシーンがあるのですが、このセリフが切なく感じられます。

◇ ◇ ◇

そして…
このドラマのタイトルの由来は、後半で明かされる事が元になっているのかな?と観終えてから思いました。

◇ ◇ ◇

色々とハッキリと述べられていないところがありますが、そういう”ぼんやりとしたところ”が映像作品の良いところだと感じます。
(初期のエヴァンゲリオンがブームになったのも、そういった理由だと思います)

ドラマ『テセウスの船』のときもそうでしたが、考察をしながら楽しむドラマだったのかなぁと思います。

”ヒューマンドラマ”
”考察しながらドラマを観る”

こういったものが好きな方なら、このドラマを楽しめるのではないかなぁと思います。

気になる方は観てみてくださいね。

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